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猪名川霊園桜葬墓地

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2020.06

兵庫県猪名川町

北摂山系の豊かな自然に包まれた猪名川霊園の樹木葬墓地。

樹木葬は、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔う方法で、イギリス、スイスやドイツの様に既存の自然樹林地全体を墓地としたものや、埋葬の際に植林していく里山型もあるが、里山は交通の便が悪い事が多いため、日本では公園の中の花壇状の墓地の中央にシンボルとなる樹木を植え、その周辺の区画に遺骨を埋葬する方法が一般的である。近年、樹木葬墓地に人気が集まっているのは、人びとの自然への回帰だけでなく、核家族化が進み、先祖代々入る一般墓を墓じまいした後の永代供養先として利用しやすいためである。猪名川霊園でも、社会のニーズに合わせて、樹木葬墓地が計画され、園内道路沿いの休憩所のあったエリアが敷地として選ばれた。当初は生垣で囲われていたが、生垣を取り払い、後ろに広がる桜の斜面に敷地を開放した。敷地内に納骨棺を148基設けたが、個々の墓標は設けない代わりに、斜面の頂上部分を見切る巨石を並べ、その一部が祭壇や合祀墓になるようにした。納骨棺は芝生で覆われ、桜の斜面に連続して広がっていき、故人の魂は桜のもとで穏やかに眠ることができる。

  • 敷地:兵庫県猪名川町
  • 用途:墓地
  • 竣工:2020.06
  • 施工:メモリアルアートの大野屋、猪名川石材、太樹総合造園

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