フラット・ヒモンヤ 208

全体プランが三角形という特殊なプランをもつ築30年のマンションのリフォーム。
既存のプランでは、南側の三角形の底辺部分に寄り付く形でリビングと小さな洋室、和室、主寝室が配置され、北側の余ったスペースが三角形の納戸となっていました。またそれらの個室をつなぐ迷路のように入り組んだ廊下を入れると、北側の有効に利用されていないスペースが11u以上にもなりました。

この提案では、いびつな形を吸収しやすいリビングを既存納戸、洋室、和室部分に移動し、もともと納戸だったスペースを南面の窓があるスペースとつなぎ、奥まで光の届く、大きなリビングダイニングとしました。北側の三角形のコーナーはグランドピアノを置くのにちょうど良いスペースとなり、間仕切りを撤去した結果露出したリビング中央の柱と天井の梁は、ダイニング、リビング、ピアノコーナーを緩やかに区切っています。

既存でリビングだった部分には、主寝室、書斎を配置し、東側の子供部屋も含めてすべて新しいリビングから直接アクセスできるようにすることによって、リビング自体を動線とし、無駄な廊下スペースをなくすことに成功しました。

敷   地: 東京都目黒区
用   途: マンション
竣  工: 2007.06
施   工: 男鹿建業
写   真: 服部寿徳